象山から、シーンをつなげ!

 台北松山空港の国際線到着ロビーに着いて東京で予約しておいたKKdayのWiFiをクロネコヤマトの宅急便のカウンターで受け取った。ここのWiFiは1日290円の料金で台湾のほぼすべてのエリアを高速4Gでカバーでき電池の持ちもなかなかによい優れモノなのである。先月も6日間つかいたおしてまったく快適だったので今回も受付のお姉さんにパスポートと予約画面を見せてまたたくまのうちにゲットした。

 スマートフォンのインターネット接続を確認してからエレベータでMRT松山機場駅に降りた。文湖線に乗って途中の大安駅で淡水信義線に乗り換え、そこからさらに3駅先の終点象山駅に到着した。

 背中にシャツやパンツや充電器やら土産物なんかを詰め込んだバックパックをしょっていたんだけど、別にスーツケースをガラガラと引きずっているわけでもなかったので、僕はすべての荷物を背負ったまま象山を目指したんだ。

 正午前の肉食系ギラギラ太陽は真上からなりふり構わず激烈凶悪光線を振りまいていた。スマートフォンの地図と歩道わきの表示板とを見くらべながら、まぶしいばかりの象山公園をつっきって、左手につづく坂道をのぼり、またしばらく歩いて、象山歩道案内板のところに来た。そのすぐ横には砂岩でできたほそい石畳の階段が高い傾斜に深く突入していた。

 登りはじめてすぐのところにお寺があって、それから先はもう草と木と階段しかないようだ。ここまで勾配が急だと階段というよりももう壁に近いそれだった。

 背中のバックパックがやっぱりなんだかじわじわと重くなってきた。振り返るといままで登ってきた階段がまるで崖のように切り落ちているし、夏休みの学生くんたちや近所のおじいちゃんまでもがのっしのっしと登ってくる。

 階段のところどころにベンチがあるのがせめてもの救いで、ベンチにたどり着くたびに休憩した。しかしそうやって立ち止まって汗がひけるのを待っていると、どこからともなく蚊がうれしそうな音をたてて寄ってくる。ふくらはぎには薄黒い点々がいくつもついていた。

 滝のようにふきでる汗をぬぐいぬぐい、しかし背中のバックパックは重いまま、がくがくする足に、下手したらその重みで頭から後ろにひっくり返りそうになりながらの、かなりこたえる山登りだった。階段はくねくねと相変わらず無慈悲にどこまでも伸びていた。

 さっき登りの途中でSNSに投稿した写真のコメントを読んだら、象山からのぼるよりも虎山から登ったほうがはるかに階段も少なく楽なのだ、と書いてあった。もう後の祭りだった。気が付けば象山眺望台まで来ていた。日陰のまったくない太陽野ざらしの展望台だったんだけど、そこからはふだん見上げるばかりだった台北101がニョキンといっぽんとおくにたっていた。

***台北の象山自然歩道***

台北象山1

台北象山2

台北象山3

台北象山4


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台湾ちんほうちゃ日記

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コメント

たわわ

はじめまして
ツイから来ました。昨年度一人で登ったことを思い出しました。登った後の爽やかな空気と木漏れ日、何よりも市内を一望出来た高台からの景色が最高でした。ブログまたゆっくり拝見します。台湾行きたい✨

みのりおん

Re: はじめまして
たわわさん、はじめまして!ようこそいらっしゃいました☆
苦労して登ったあとの景色は最高ですね^^僕が登ったのは夏なので、こんどは秋~冬の涼しい季節に行ってみたいです!
これからもどうぞよろしくお願いいたしますね~m(__)m
非公開コメント

みのりおん

台湾の街とか田舎とか飯屋をウロウロとあるきまわる無気力無思考無頓着なタワイモナイ日々をなけなしの写真とバカな文章でただひたすら書きつづけます。
※ちんほうちゃは台湾語でとても美味しいの意味。

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