•  僕らの自転車は宜蘭河濱公園をまっぷたつに横断する宜蘭橋をわたり宜蘭河をこえた。 「みのちゃん、みのちゃん、自転車は乗り心地はいいですよ。あああ、ワタシはまちがえます。自転車の乗り心地はいいですか?」 「ははは、もちろんだ。ところでエムちゃん、日本人は自分より年上の人を呼ぶときは『ちゃん』ではなく『さん』を付けるのがフツウだよ」 「あああ、ワタシはまちがえます。そうかわかった。ありがとう、みのちゃ... 続きを読む
  •  宜蘭滞在さいごの夜とあって、昨日の晩は、東門夜市をひとり食べ歩きをしたあげく屋台で買ってきたカットフルーツを夜更けまでしこたま食っていた。だから、というわけではないんだけれど、今日はいつもより気だるく怠惰にノロノロ目覚めた朝だった。 夜市のついでに買っておいた宜蘭発花連行き台鉄チケットの発車時刻は13時45分となっている。宜蘭にいられるのもあと3時間ちょっと、というわけである。  もうすっかり友... 続きを読む
  •  天送埤を出た車は10分も経たないうちに田媽媽泰雅風味館という看板の料理店の駐車場に停まった。ここがミツル君の言っていたお父さんの友達が経営しているお店なんだな。 中に入るもののお客さんは一人もいない。すると奥から日に焼けたいかにも腕っ節の強そうなおとっつあんが現れた。おとっつあんは僕らを入口ちかくのテーブルに座らせるとガッハッハと威勢よく笑いミツル君のお父さんに何か言った。 ミツル君の翻訳によると... 続きを読む
  •  宜蘭駅を離れた車は田園が開けた道にはいった。遠くには山々が緑濃く連なって、台風が過ぎたばかりの空にはところどころに黒い雲が渦巻いていた。暗い外の景色とは一転して、車内はいつも明るかった。 車はミツル君のお父さんが運転して、助手席にはミツル君のおとうと君と後ろの席にミツル君のお姉さんとミツル君と僕が座った。今日のこと、ミツル君と約束していたわけではなかったんだけれど、いったいどういう風の吹き回しか... 続きを読む
  •  たとえば、高雄に来ているときは高雄がいちばんだと言い、宜蘭に来ているときは宜蘭がいちばんだと言う。 そんなわけで、やっぱり宜蘭がいちばんだ!と昨日から宜蘭に来ていてそう思った。居心地はいいし飯もうまいし人もいい。まあ、はやい話がきまぐれなんだ。 昨日あそびにきてくれた宜蘭のフミオ君に、駅ちかくの牛肉麺のお店をおしえてもらったので昼になって来てみた。 その大成羊排麵・牛肉麵という飯屋は、なんでも羊... 続きを読む

みのりおん

台湾の街とか田舎とか飯屋をウロウロとあるきまわる無気力無思考無頓着なタワイモナイ日々をなけなしの写真とバカな文章でただひたすら書きつづけます。
※ちんほうちゃは台湾語でとても美味しいの意味。

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