•  午前中に阿里山から奮起湖へ移動した。嘉義県にある標高1403mの奮起湖は、ドーム型をした白い雲にすっぽりと覆われて、ちかくの山の木々の茂みからは濃厚な霧がモクモクと吹き降りていた。地上にいた時とくらべると肌に触れる空気がまったく違うものに変わっていてむしろ寒いくらいだった。そして湖はない。 あたりには老街とよばれる古い町並みがひろがり、土産屋とそれを往来する人びとでひしめきあっていた。路上にまだ泥が... 続きを読む
  • 2013/6/24 嘉義 ホテルに戻るとスマートフォンに1件のメッセージが入っていることに気がついた。嘉義の友人からで、あした時間があれば嘉義に遊びに来ないか、という内容だった。いつものように、予定もなければ約束もない僕は、二つ返事で快諾した。 あくる日の午後、台南から台鉄に乗って北上する。嘉義まで50分で着いた。駅からまっすぐに伸びる中山路を、ゆっくり歩く。待ち合わせまで、時間はたっぷりとあった。 広い道で... 続きを読む
  • 2013/6/24 嘉義  七彩噴水池ちかくの50嵐という飲み物屋のまえでひとりタピオカミルクティーを飲んでいる。今日はありがとう、という言葉を残して友だちが買ってくれた。  ほんの少しまえにY君という友だちと別れた。これからS君とA君という友だちと会うことになっている。台湾では、ぼく以外の友だちはみんな仕事をもっているから、会社を抜けだしてきたY君は仕事にもどり、仕事を終えたS君とA君がやってくる。  陽はしょんぼ... 続きを読む
  • 2012/8/19 嘉義 友人が運転する車の中で、もはや失望にも似たやりきれないような感情がぐるぐると旋回していて、考えを他の有意義な内容に移らせる気力もないまま、無機質に過ぎ去っていく窓の風景を、ただぼうぜんとした気持ちで眼の前にだらだらと流していた。 觸口という阿里山のちょうど山地と平地とを結ぶ観光地は、駐車場にカラフルな大型観光バスがぎっしりと占拠していて、光きらりと反射するその四角いの鉄の箱から、原... 続きを読む

みのりおん

台湾の街とか田舎とか飯屋をウロウロとあるきまわる無気力無思考無頓着なタワイモナイ日々をなけなしの写真とバカな文章でただひたすら書きつづけます。
※ちんほうちゃは台湾語でとても美味しいの意味。

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