• 2012/8/17 高雄ぐちゃぐちゃ、どろどろ、べちゃべちゃ。そんな果物があったら、たいてい、いやだ。近くに果物の路上販売があったので、高雄の友人にこれ、なに?って聞いたら、ひとつ買ってくれた。釋迦という名前。読み方はシャカ。まるで仏像の頭だった。二日後。ホテルの部屋のテーブルの上には、あのとき買ってもらった果物がころがっている。中の実が熟すまで二日から三日は待つようにと教えてもらっていたのでそのまま放って... 続きを読む
  •  2012/6/25 南投 友人のアルバムを見てからずっといいなと思っていた風景があった。プラットホームの駅名標にはどこか素朴な懐かしさがあってその背景には木の葉っぱが緑の光をたっぷり揺らしている。近くにはきっと河があって緩やかな水の流れが風といっしょに郷愁のにおいを運んできそう。 台湾中部を走るローカル線、二水と車埕を結ぶ集集線は、終点の一つ手前の駅。電車から降りると、駅名標の白い板には、写真で見たものと... 続きを読む
  •  2013/12/30 台中 起きているのか眠っているのか分からないうちに目を覚ました。枕元の壁の天井の向こうから妙な音がする。始めは何の音ともまたどこから来るともはっきりした見当がつかなかったが、聞いているうちにぼんやりとではあったが耳の中にひとつの観念が浮かんできた。 建物の裏側で鉄のようなものを叩いたりひねったりしている。何か修理でもしているのかと考えてみたが、それにしてもこの時間に何の理由があって修... 続きを読む
  •  2013/8/21 台東 撮りためた写真を整理しようと通りに面した一軒の居酒屋に入った。ひとりで入る居酒屋は自分だけの世界に正面から向き合える正直な時間である。たとえ周りに人がいようが気心の知れた仲間がいない点において居酒屋はいつも私のとって孤独の場所であった。 中山路の歩道の看板に明かりが灯り、そのなかに海鮮料理の文字が浮かぶ店があった。ここにしようと思った。 ビールを注文して、デジタルカメラの履歴を新... 続きを読む
  •  2012/5/30 宜蘭 朝食は蛋餅(レンビャン)に限る。あとは豆漿(ダウレン)があればいい。 宜蘭に来ている。昨日はものすごい豪雨にあたってしまい、バスから降りたとたんに服とスーツケースがびしょ濡れになった。すぐにコンビニのひさしの下に逃げ込んだが、勢いよく殴りつける水しぶきはすべて防ぎきることができず、地面から跳ねかえる飛沫とともに全身を湿らせた。ポケットのなかの携帯が震えだしたので、雨の左手で居場所... 続きを読む

みのりおん

台湾の街とか田舎とか飯屋をウロウロとあるきまわる無気力無思考無頓着なタワイモナイ日々をなけなしの写真とバカな文章でただひたすら書きつづけます。
※ちんほうちゃは台湾語でとても美味しいの意味。

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