•  屋台の数も観光客の数も高雄でけっこう規模がでかくてとにかく有名な夜市というけれど六合国際観光夜市に来たのは今日がはじめてだった。 いままで出会った高雄の友だちの誰もがこの夜市に行こうと言わなかったし、自分からもすすんで行きたい思うこともなかった。 理由はいろいろとあって、友だちはいつも通っている地元の夜市がいちばんだというし、自分もやはり地元の人が行くところに間違いはないと確信していたからだ。 ... 続きを読む
  •  西子湾駅の交差点をとおりすぎて、壽山のうす暗い山道を、タイワンイヌをかわしながらうねうね駆け上っていくと、ふいに木立がひらけ、外灯の明かりが照りつける車だまりにでた。 すでに停まっていたバイクとバイクの間に、自分たちの乗ってきたバイクを押しこんでから、リブヲと僕は石段を登った。 登りきると、そこにはちょっとした展望台があって、テレビドラマか何かにでてきそうな洒落た電飾のまわりには、何組かのカップ... 続きを読む
  •  「バイクに乗りかえてくる」 そう言い残すと、リブヲは自宅のある方角に向けて、ブイーンと車を走らせて行ってしまった。 リブヲの話によれば、常に駐車場を気にしていなければならない車よりも、小まわりのきくバイクのほうが高雄の街歩きにはるかに適している、ということだった。 ホテルの前にひとり降りた僕は、チェックインのためにフロントに向かった。受付のお姉さんにパスポートを見せて、部屋のカードキーと、おそら... 続きを読む
  •  「ここから、高雄な。おい」 ひだりの運転席からリブヲの声がしているのに気がついた。 「あ、う~。なんだよもうかよ。まだ早いじゃないかよ」 ちょうどうとうとしかけていたところだったので、どことなくやる気なさそうな言葉がふいに口をついた。 台湾の南部には玉山から台湾海峡にかけて高屏渓という大きな河がながれ、河に架かる高屏大橋は屏東県と高雄市をむすぶひとつの境界になっている。 リブヲの話によると、この... 続きを読む
  •  台湾メシ食いたい。屏東メシ食いたい。とにかくなんでもいいから食わせろ! すきっぱらなのに山登りをしてしまった引きかえに僕らが支払った代償は、とにかくもう死にそうなくらいの腹の減りぐあいだった。リブヲの運転する車のなかは、とうに昼をすぎた15時をまわっていた。 「屏東觀光夜市にいけばメシが食える。まってろ」 リブヲは高雄人ではあるけれども、同じ台湾南部にある屏東の地元民でもないので、慣れない屏東の... 続きを読む

みのりおん

台湾の街とか田舎とか飯屋をウロウロとあるきまわる無気力無思考無頓着なタワイモナイ日々をなけなしの写真とバカな文章でただひたすら書きつづけます。
※ちんほうちゃは台湾語でとても美味しいの意味。

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